投資は自己責任、の真意

こんにちは。

 

 今回は投資をやっているとよく言われる「投資は自己責任」について書いておこうと思います。私がこれから書く資産運用に関するすべての記事に関して、投資は自己責任でお願いしますと注釈をつけることになると思います。

 そもそも自己責任とは、ということを詳しく知りたい方は以下の記事が参考になります。

「自己責任」を具体的に説明して。|ふくろう教授の投資信託ゼミナール

 

 本題に入ります。例えば投資に関する本を読んだとき、必ずどこかに次のような文章が書いてあります。

 

「投資は自己責任です。当記事に書いてある内容はあくまで投資商品の紹介であり、利益を保証するものではございません。」

 

「この本を読んだことに対して負った一切の損害について我々が保証することはありません。投資は自己責任でお願いします。」

 

 しかし、よくよく考えてみてください。人生、何をするのもすべて自己責任ではないですか??

 

 買い物をすることだって自己責任ですし、鍵をかけないで家を出ることも自己責任です。受験も自己責任です。歩道を歩くことだって自己責任でしょう。いらないものを衝動買いしても、空き巣に入られても、当日お腹が痛くて受験に落ちても、歩道にあるわずかな段差で転んで大けがをしても誰も保証はしてくれません。

 

 それなのになぜ投資だけ自己責任だということが強調されるのでしょうか。

 

 それは、責任の所在が分かりにくいからです。

 

 先程上げたすべての事柄は「ああ、自分が悪かった、運が悪かった」とすぐに納得できるものでしょう。

 

 しかし、本に勧められている通りに買った、もしくは友人に勧められて買った株が翌日に暴落してしまった、ということを想像してみてください。

 

 株を下げたのが誰か、ということは誰にも分かりません。そんなときに、つい株をあなたに勧めた本ないしは友人のせいにしてしまうのです。

 

 さらに加えると、株はほぼ確実に損をします。正しく言うならば、最終的に(利益)

≧(損失)となる場合でも、途中で損をしている状態になることが多々あります。

 

 私も実際、買って4ヶ月間はずっと含み損の状態で、5ヶ月目にようやく上がりだしたことがありました。

 

 つまり、かなりの確率で損をした状態を経験するのです。どうか、そのときに責任の所在を追求し、あなたが資産運用を始めるきっかけとなった友人ないし本を責め立てることのないように願います。

 

 以上が「投資は自己責任」についての話でした。結局何が言いたいかっていうと私が勧めた投資で損しても怒らないで~っていうだけ

 

 投資の勉強を始めるみなさんに言っておきます。この情報があふれる現代、どんな商品を買うと利益が出やすいかなどということは一瞬でわかります。今後私も紹介しようとは思いますが、google検索かyoutubeで検索でもしていただければすぐに分かるかと思います。

 

 しかし、その商品を実際に買って損が出始めたときに後悔する人と後悔しない人に必ず別れます。

 

 後悔した人はつまるところ、買う時点で損をする可能性まで織り込んで考えていなかったということになります。この後悔が先程言った他社への責任の追求へとつながっていきます。

 

 どうか、後悔しないため、投資を自分の責任の範疇で扱えるようにするためにしっかり学習して行きましょう!

 

 

 最後に言わせてください

 

 投資は自己責任で!